RaspberryPi3の下準備
若干時間に余裕ができてきたので,この機にRaspberryPi3をセットアップ.以前に初代A+で開発してたので機材については使いまわせるかと思いきや,Pi3の圧倒的な消費電力のせいで電源回りは総とっかえ.2.5A消費ておいおい...
とりあえず最終的に自作ロボットに乗せる予定なので電源はモバイルバッテリーを使いたい.容量はそんなになくてもいいので軽くて2.5A流せるモバイルバッテリーを探していたらTECさんのモバイルバッテリーが見つかった.
次に2.5A流せる上で短くて安いUSBケーブルを見繕っていたところ,秋月電子で取り扱ってた.さすが秋月.痒い所に手が届く.
USBケーブル Aオス−マイクロBオス 0.15m A−microB: パーツ一般 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
ただモバイルバッテリーで本当に使用に耐えるのかはまた別問題.Pi3の電源問題は結構話題になっているらしく,スイッチサイエンスさんが比較検証してくれていた.
http://doc.switch-science.com/support/RaspberryPi3/raspi3power.pdf
これを見るに2.4A対応のACアダプタでぎりぎりといった様子.でもこのグラフを見る限り突入電流でやられてる感じがするからバカでかい平滑コンデンサ乗せればなんとかならないのかなぁ...
それはそれとして,モバイルバッテリーはACアダプタに比べて出力容量が少ないような気がするので低電圧になりやすい気がする.若干不安.
追記
openCVのmake(CPU100%使用で1時間以上かかる)をしたところ,2回ほどエラーで中断された.再開すると何事もなかったかのように進んだので電源に起因する可能性有?
ただmakeにかかった時間は70~80分と他の方の情報と大差ないので実用的には問題なさそうか.
追記終わり.
後はmicroSDカードを適当に見繕って...
Toshiba microSDHC 東芝 UHS-I 超高速 Class10 [並行輸入品] (16GB, 40MB/s)
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いまや16GBでこんなに安いのか.昔は2GBを5000円で買った記憶があるが,すごいもんだ.
ともあれこれで準備完了.A+のときはWifiドングルやらBluetoothドングルやら必要だったのでいろいろ調べた覚えがあるけどPi3は楽でいい.
フリスクでraspberry piカメラのケースを作る
raspberry piカメラを買ったはいいものの,いかんせんむき出しの回路.公式でも静電気に注意しろと言っているのでぜひともケースがほしいところ.
そんな折にフリスクを使ってケースを作っている記事を見つけた
ラズパイのカメラモジュール用ケースの自作 | hiro345
ので試してみることに.(ついでにカメラ雲台の存在を初めて知って衝動買いしてしまった)
どうにもカメラの寸法図は見当たらなかったので,手元の安物ノギスで適当に寸法を測ってinventorにてモデルを作成してみた.
ケースのほうはこんな感じ.
一応図面.寸法は参考値ということで.
購入した雲台の固定部分の幅は30mmだったため,フリスクの29.5mmの幅は実によくフィットする.すごい.
雲台に取り付けてみたところ
雲台を使わないときはカバーを付けられるし,このカメラモジュールとフリスクの相性は抜群だと思う.目を付けた人すごいな.
ケースには満足できたけど,それはそれとしてカメラケーブルの短さにびっくり.取り回しが悪すぎるでしょうに.
というわけでアマゾンで長いケーブルを探してみたら,見つかりはするけど価格設定にびっくり.コネクタもないただのケーブルなのに.
さすがに手が出ないのでeBayで探してみると,100円くらいでわらわらと見つかる.
http://www.ebay.com/sch/i.html?_from=R40&_sacat=0&LH_BIN=1&_nkw=raspberry+camera+cable&_sop=15
とりあえず使い勝手のよさそうな30cmと50cmのものを買ってみた.届くまで時間がかかるけどこの安さは正義.とはいえ品質に問題がないかはわからないので届いたらしっかり検証しよう.
AtmelStudio7.0に「RelativeNumber」を導入する
やはりVimを使うなら行番号の相対表示は欲しい.
有名どころでは「RelatveNumber」とか「RelativeLineNumbers」とかあるけど,どちらもそのままじゃAtmelStudioに入ってくれなかった.
幸い「RelativeNumber」の方はMITライセンスでソースコードが公開されているので,まだ手が付けられそう.
前回(AtmelStudio7.0に「VsVim」を導入する - 徒然創作記)は有志がAtmelStudio用にBuildしてくれてたけど,今度はそんなのもなさそうだ.
VisualStudioのExtentionなんていじったことないけど,とりあえず手を付けてみるか.
まずはソースを
https://github.com/brianschmitt/relativenumber
から入手.RelativeNumber.slnを開こうとすると,SDKがないため正常に開けないと怒られたのでSDKを
Microsoft Visual Studio 2013 SDK extension
から入手.
VsVimのQ&Aを参考に,source.extension.vsixmanifestに <InstallationTarget Version="[7.0,]" Id="AtmelStudio" />を追加.
で,buildするとbin\ReleaseにRelativeNumber.vsixができているので前回と同様にVSIXInstallerにドラッグ&ドロップ(.vsixに関連づけられているものはバージョンが一致していない可能性があるため,直接叩いた方が安心).
これで無事に導入できた.
AtmelStudio7.0に「VsVim」を導入する
普段使いのPCとしてSurfacePro3を愛用しているけれど,Surfaceのキーボードはカーソルキーが小さくプログラミングには非常に不向き.
そこで,プログラミング用にキーボードを探していたところ,そもそもカーソルキーを使わないで済むエディタを使えばいいのではと逆転の発想に至り,巷で話題のVimを導入することに.
ひとまず普段よく使う環境にVimを導入して回っていたところ,AtmelStudio7.0にVimアドオン「VsVim」をインストールする際に躓いたのでメモ.
から普通にダウンロードして,自動起動したVSIXInstaller.exeでインストールしたところ,VisualStudioにはアドオンが追加されたのにAtmelStudioには追加されていなかった(インストール確認画面ではどちらも選択してあった).
で,どうもQ&Aを読んでいると,ソースを少し書き換えないといけないらしい.でも心優しい方がQ&A内でビルド済みのファイルを用意してくれていた.
https://ci.appveyor.com/api/buildjobs/vr148c59ngwny3ma/artifacts/VsVim.vsix
このファイルをC:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\Common7\IDEにあるVSIXInstaller.exeにドラッグ&ドロップしたら無事に導入成功.
(※.vsixに関連づけれられているVSIXInstaller.exeはバージョンが異なる可能性があるので,直接叩いた方が安心)
これでAVRもVimで開発できるぞー.