Twilioハッカソン2022に参加して楽しかった話
前々から"ハッカソン"というものに興味があったのですが、先日ついに参加してきたので感想などをつらつら書いていきたいと思います。
参加したのはコチラ。
Twilioハッカソン 2022 - Twilioを使って、ちょっと仕事を楽にしよう -
2日間のハッカソンだったのですが、事情により2日目が中止となり、「各自開発を進めたうえで1週間後にオンラインで発表する」という形式になりました。
私は現地でチームを組んで、↓の作品を作りました。
protopedia.net
"忘れ物をすると「モノ」から電話がかかってくる"というコンセプトで、なんとサポート企業賞の「obniz賞」をいただくことができました!!
obniz賞は、「モノの気持ち」でした!モノが主役であるところ、モノから通知が来るところがよかったとのことです!#twilioハッカソン pic.twitter.com/ZAREV6eT1C
— かつみさん@赤い芸人 (@_katsumi) 2022年12月12日
obniz様、並びにチームの皆様、改めてありがとうございました。
システム構成や技術的な話はチームリーダーが別途書いてくれているので、本エントリでは割愛します。詳細が気になる方は是非読んでみてください。 qiita.com
というわけで、今回は初ハッカソンの感想と、今後のための分析を主に書いていきたいと思います。
感想
一言でいうと、めちゃくちゃ楽しかったです。なんとなく敷居が高くて敬遠していましたが、もっと早くから来ておけばよかったなと思います。 実際若い人が多く、参加者の大半は自分より年下だったんじゃないかなと思います。学生も多かったです。
初ハッカソンで感じた良かった点としては、
- 「短期間に集中して完成させる」ために自分の全力を振り絞るという体験が心地よい。
- 自分の長所がわかる。力試しができる。
- 普段使わないサービス/技術に触れることができる。
- 普段とは違う視点で物事をとらえることができる。
といったところでしょうか。特に後者の部分は普段「自分が楽しいだけのモノづくり」をしている自分としては大変新鮮でした。
"協賛企業のサービスをどう組み込むか、審査員受けをどうやって狙っていくか"などのある種の「制約」をかけてアイデアを練る必要があるので、いつもと違う視点で頭を使う機会になりました。
これは普段のモノづくりにも活かせそうだなという示唆も多く、非常に良いインプットの機会になったかなと思います。
また特に今回は即席でチームを組んだので、バックグラウンドが全く異なる方々と交流することにより増えた知見も多くありました。
特に"replit"という無料Web統合開発環境&ホスティングサービスの存在を知れたのは大収穫でした。めちゃくちゃ便利なので、これからも使っていきたいと思います。
replit.com
ハードウェア面では、"磁気センサスイッチ"が面白かったです。こういうの。
www.digikey.jp
単純なスイッチですが、応用が効きやすいのでいくつか手元に揃えておこうと思います。
そして、"チーム開発"という面でも学びが多かったです。
全体の効率を考えた際に自分はどこまででしゃばるべきか、どこまで意見を主張すべきか、どうしても譲れないポイントは何か、などを常に考えながら動いていました。
そうするうちに自分や相手の得意/不得意も見えてきて、徐々に進め方が最適化していけたように思います。これはなかなかいい経験でした。
自分の長所を再確認する機会としてもよかったですね。
まぁみんな開発力高くて、畢竟すると私の最大の長所は"シナリオでっちあげ力"なのでは、という気がして辟易としますが(笑)
次回に向けて
今回のハッカソンが大変楽しかったので、これからも継続的に参加していこうと思っています。それにあたり、今回学んだ「用意しておくと役立ちそうなもの」を整理しておこうかと思います。
- スチレンボード等の即席で筐体を作れるもの
- 今回チームメンバの一人がハッカソンのベテランで、ドアのモックをスチレンボードでサクッと作ってくれました。これのおかげで作品が一気に際立ったと思います。
- 各種センサ
- モータはさておき、センサ類は一通り持って行った方がよさそうだなと思いました。今回もマグネットセンサスイッチが大活躍でした。
- 小型ブレッドボードとコネクタ
- 一応はんだごて持ち込み可ではありましたが、正直時間がないのでブレッドボードの出番は多いです。
- ただ見栄えはやはり悪くなるので、これを少しでも改善できるよう、ブレッドボード間を繋ぐケーブルやコネクタも準備しておくとよさそうです。
- ケーブル長などはその場で決まるので、見栄えの良い配線をサッとできるような準備をしておくのも大切そうです。
- 大きめのLED/ライト
- 確認用LEDは取り付けていたのですが、明るいライト/LEDがあると一気にデモ映えするように思いました。
- クラウドプラットフォーム
おわりに
さしあたり初めてのハッカソン感想はこんな感じです。
次は本気で優勝目指してチャレンジするのも面白そうだなと思ってるので、今回の受賞作品の分析や、自分たちの勝因/敗因の整理はしっかり進めておこうと思います。
あと、約10年前のノートPCでは流石に戦えないことが分かったので、次はラップトップを新調してから臨みたいと思います(笑)
それでは。