雑食エンジニアの気まぐれレシピ

日ごろ身に着けた技術や見知った知識などの備忘録的なまとめ.主にRaspberry Piやマイコンを使った電子工作について綴っていく予定.機械学習についても書けるといいな.

AtmelStudio7.0に「RelativeNumber」を導入する

やはりVimを使うなら行番号の相対表示は欲しい.

有名どころでは「RelatveNumber」とか「RelativeLineNumbers」とかあるけど,どちらもそのままじゃAtmelStudioに入ってくれなかった.

 

幸い「RelativeNumber」の方はMITライセンスでソースコードが公開されているので,まだ手が付けられそう.

前回(AtmelStudio7.0に「VsVim」を導入する - 徒然創作記)は有志がAtmelStudio用にBuildしてくれてたけど,今度はそんなのもなさそうだ.

VisualStudioのExtentionなんていじったことないけど,とりあえず手を付けてみるか.

 

まずはソースを

https://github.com/brianschmitt/relativenumber

から入手.RelativeNumber.slnを開こうとすると,SDKがないため正常に開けないと怒られたのでSDK

Microsoft Visual Studio 2013 SDK extension

から入手.

VsVimのQ&Aを参考に,source.extension.vsixmanifestに <InstallationTarget Version="[7.0,]" Id="AtmelStudio" />を追加.

で,buildするとbin\ReleaseにRelativeNumber.vsixができているので前回と同様にVSIXInstallerにドラッグ&ドロップ(.vsixに関連づけられているものはバージョンが一致していない可能性があるため,直接叩いた方が安心).

これで無事に導入できた.

AtmelStudio7.0に「VsVim」を導入する

普段使いのPCとしてSurfacePro3を愛用しているけれど,Surfaceのキーボードはカーソルキーが小さくプログラミングには非常に不向き.

そこで,プログラミング用にキーボードを探していたところ,そもそもカーソルキーを使わないで済むエディタを使えばいいのではと逆転の発想に至り,巷で話題のVimを導入することに.

 

ひとまず普段よく使う環境にVimを導入して回っていたところ,AtmelStudio7.0にVimアドオン「VsVim」をインストールする際に躓いたのでメモ.

 

VsVim extension

から普通にダウンロードして,自動起動したVSIXInstaller.exeでインストールしたところ,VisualStudioにはアドオンが追加されたのにAtmelStudioには追加されていなかった(インストール確認画面ではどちらも選択してあった).

 

で,どうもQ&Aを読んでいると,ソースを少し書き換えないといけないらしい.でも心優しい方がQ&A内でビルド済みのファイルを用意してくれていた.

https://ci.appveyor.com/api/buildjobs/vr148c59ngwny3ma/artifacts/VsVim.vsix

 

このファイルをC:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\Common7\IDEにあるVSIXInstaller.exeにドラッグ&ドロップしたら無事に導入成功.

(※.vsixに関連づけれられているVSIXInstaller.exeはバージョンが異なる可能性があるので,直接叩いた方が安心)

これでAVRもVimで開発できるぞー.